沖縄青の洞窟

青の洞窟は沖縄本島の中程に位置する国頭郡「くにがみぐん」恩納村「おんなそん」の真栄田岬「まえだみさき」のそばにあります。那覇空港から沖縄自動車道で約1時間です。那覇市内から国道58号線を北上すると道一本で行けます。近くには観光施設の琉球村やビオスの丘、ルネッサンスリゾートオキナワホテルなどがあります。

かつておきなわの観光客に有名なのは玉泉洞でしたが、現在は「あおのどうくつ」がダントツです。地下に巨大空間が広がる玉泉洞と比べると洞窟としての規模は微々たるものですが、ミステリアスな碧さを湛え人々を魅了しています。今なお海からの荒波や風雨に浸食され、その姿を変え続けています。

ボートで行く理由

マエダ岬は断崖絶壁が続く海岸線が特徴的ですが、そこにぽっかりと空いた青い洞窟はダイバーたちの間ではダイビングスポットとして有名でした。近年その美しさが雑誌やテレビで報じられ、SNSで写真が拡散されたこともありインスタ映えする沖縄観光スポットとしての人気が過熱中です。

青の洞窟内部の透明度は平均して高く、魚の種類が豊富でしかも魚影が濃い。これは沖縄本島で1番ではないでしょうか。この海に会いたくて毎年多くの観光客、ダイバーが沖縄を訪れています。

 

こんなに素晴らしい海ですが、ビーチから行くとなると海へ往復する時間がとても大変でした。真榮田岬駐車場は崖上にあり90段近い階段と滑りやすい岩場を伝って海へ入って行かなければなりません。そんな険しい崖下にある鍾乳洞でしたがボートツアーが盛んになったお陰で子供からご年配の方まで安全で楽に行ける場所となりました。夏場の最盛期には20隻もの船が洞窟前に停泊し賑わいます。

青の洞窟の行き方

恩納村の前兼久漁港「まえがねくぎょこう」から船に乗って行きます。ショップの裏が船着き場なので徒歩3分ほどの移動時間でスムーズな乗船が可能です。出港して5分たてば、もう目の前は沖縄青の洞窟入口です。

ボートを降りてからは、2通りの行き方があります。1つは体験ダイビング。スキューバダイビングのライセンスが無くても参加できます。初めてのダイビングでも安心の専任インストラクターがきっちりサポート。

もう1つはシュノーケル。こちらも経験0から参加できます。3歳のお子さまから体力に自信のない大人まで参加可能。過去の病歴などの心配事があれば気軽にお問い合わせください。

持ち物

女性の水着は競泳用タイプのワンピースやビキニなどのセパレートどちらでも構いません。フリル等が沢山付いているとウエットスーツの着心地に影響するのでシンプルな物が良いでしょう。男性の水着も膝丈のサーフパンツよりは短めのトランクスがおすすめです。

タオルはツアーが終了して着替えの際に必要です。ボートへは持ち込まないので大きめのバスタオルが良いでしょう。ビーチサンダルはショップと港の往復で使用します。ヒールが高い物は滑って危険ですので、クロックスのような踵が低くグリップ力のあるものにしましょう。濡れたボートの上やボート乗り場は想像以上に滑ります。これらの持物が無くても、ショップでレンタル可能です。ご自分の使い慣れた物をご用意いただくと良いでしょう。

 

酔い止めはショップでは販売していないので、船に酔いやすい方は必需品です。効果は服用後30分からなので不安な方は早めに服用しておきましょう。気分が悪くなってからでは遅すぎます。あらかじめご用意ください。

ボートツアー集合時間

1日に4便の出航があります。午前中に2便、午後から2便です。4月から9月の間は夕方からの*臨時便があるので5便となります。それぞれの集合時間は下記の通りです。ボートに乗り遅れないよう集合時間には店舗へご来店ください。

1便目  8:15
2便目 10:15
3便目 12:45
4便目 14:45
5便目*臨時便 16:30